アカカンガルー考察

　アカカンガルーは、数多いる有袋類の中でも最大の動物です。

　ズーラシアのHPによると、高さ2.5m、幅8mもの跳躍力により、時速72kmで走れるとか。
　かなり運動能力の高い動物です。

　「志村どうぶつ園」という番組で紹介されていた、須坂動物園のアカカンガルー「ハッチ」は、それはそれはマッチョで凶暴なアカカンガルー。けっこうおっかない動物だなぁと感じさせられます。

　しかし、わが行きつけの動物園である多摩動物園のアカカンガルーたちは、一味違います。

　マタおっぴろげて昼寝なんてのは当たり前。緊張感というものを一切感じさせません。

　それはそれで癒される姿なのでイイんですが、あまりにも酷いというか、群れ全体が怠惰な空気で包まれている。

　コアラやらウォンバットやらカピバラやら、根っからの癒し系動物だったら無条件に「カワイイ」って思えるわけですが、カンガルーの場合、「運動能力の高い敏捷な動物である」という既成概念があるものだから、どうもあの姿にはガッカリしてしまうのです。

　さて、この多摩動物園のアカカンガルーたちのダラケぶりは、彼らの本来の姿なのでしょうか。
　それとも、多摩動物園だけ？