「八王子市」がWikipediaの「秀逸な記事」に！

　私はことあるごとにWikipediaを利用して調べものをしているのですが、このWikipediaの「秀逸な記事」にわが「八王子市」の記事が選定されました。

Wikipedia　「八王子」の記事

　それがどうした、と思われるかもしれませんが、これってなかなかスゴイことなのだと私は思います。

　というのも、「秀逸な記事」ってのは本当に秀逸なものばかりで、自治体で「八王子市」以外に選定されている記事はありません。
　「東京都」も「大阪府」も「京都府」も、「横浜市」も「名古屋市」も「神戸市」も押しのけて、「八王子市」は選定されたわけです。

　それどころか、「地理・地誌」というカテゴリに、わが「八王子市」は「イラク」「台湾」「キプロス」「トルコ」「ロシア」「コルシカ島」と並んで掲載されています。
　まるでこれじゃ、政治的に微妙な街みたいじゃないですか。

　で、実際に「八王子市」の記事を見てみると、これがやたらと膨大。
　記事の膨大さを計るのに都合の良いモノサシが思いつかないので、とりあえずNetscapeの印刷ページ数（標準設定）で比較してみます。

　「八王子市」の場合、印刷ページ数はなんと50ページ。印刷する気が失せる数ですね。
　一方、隣接する「立川市」は12ページ、町田市は19ページです。
　街の発展具合では上記の２市に置いていかれた感のある八王子ですが、ことWikiの記事に関しては一人勝ち状態です。

　でも不思議。どうして八王子の記事がこんなに充実しているんでしょう。

　大学が集まっている「学園都市」だからでしょうか。学生や教員が多く住む街だから、多くの人が編集に携わっているという分析も成り立つかもしれません。

　でも、もしかしたら「八王子市」職員の手によるものなのかな、ってニオイもちょっとあったりします。
　だって、市制について、やたら詳細な記述が目立ちますし・・・。

　ま、それが悪いってことは当然ありません。

　市民として、Wiki愛用者として、ちょっと誇らく思ってます。