パサートについてのユーザーレビュー（carviewより）

　ＶＷのプレミアムカーであるパサート。
　ちょっとオヤジ臭いという気がしないでもないですが、モノの良さは折り紙つき。
　ステーションワゴンのなかでは、レガシィと並ぶ素晴らしいクルマだと思っています。

　○抜群の安心感
　○抜群の高速安定性
　○前席・後席ともにシートがとても良く、疲れない
　○乗り心地が良い
　○控えめで上品なエクステリア
　○塗装の重厚さ
　○後席が広い
　○イモビ標準装備
　
　×地味すぎる
　×峠道を走って楽しめるクルマではない
　×純正ナビが使いづらい
　×オーディオの音質が悪い
　×ダイヤル式のシート調整が使いづらい


　前述したとおり、ステーションワゴンのなかではレガシィの最大の対抗馬です。
　新車ではとても買えないので、買うとしたら1世代前を中古で。ＦＦのＶ５（2.3リッター）か、４ＷＤのＶ６（2.8リッター)が良さそうです。
　2.0だとちょっとトルク不足だろうし、4リッターは過剰だし。

　Ｖ６（クアトロ）はかなり良さそうなんですが、ちょっと予算オーバー気味。２００万を切る個体は、４～５万キロ程度走っているものになりそうです。
　Ｖ５だとかなり値段もこなれていて、乗り味も良さそうなんですが、雪道走行性能が不明。そこさえクリアできれば、Ｖ５はいい選択肢だと思います。

　決して刺激的な速さのあるクルマではないですが、道具として長く使い倒すには最高のクルマかもしれません。
　新車よりも、ある程度距離を乗ったほうが、乗り心地も滑らかになって良いという意見もあるほど。大事に乗れば、20万キロでも30万キロでも乗れるようなクルマです。

　クルマを財産として考えているのではなく、道具でありパートナーであると考えている私にとっては、パサートのような上質でマジメなクルマを使い倒すことが、一番ふさわしいのかもしれません。