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マイペンライがモットーです
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 初めて鴨川シーワールドに行ってきました。


 そもそも房総半島自体が二度目。
 しかも一度目というのが、新卒で入った(そして二ヶ月で辞めた)ヤクザな会社の新歓合宿で訪れた(と言うか缶詰にされた)銚子の旅館。歓迎とは名ばかりのシゴキを日々受け続け、本当に血ヘドを吐いてしまった生々しい記憶を呼び起こさせる土地なので、ずっと避け続けていたんです。

 ・・・そんなこと書いてるうちに、またイヤな記憶が呼び起こされるので、ホドホドにしときましょう。

 とにかく初めて鴨川シーワールドってやつに行ってきました。

 我が街八王子からは、やたら遠かった。
 首都高もスイスイだったのに、3時間は軽くかかりました。

 大雨のなか、クルマの少ない房総の峠をヒヤヒヤしながら潜り抜け、やっとこ着いた鴨川。駐車場にクルマを停めて、いざ出陣。

 と思ったところで、隣にクルマを停めたオッサンがドアを我が愛車にガツン。
 しかも知らんぷり。
 クルマを飛び出してワザとらしく睨みつつ傷が無いか確認したりしても、やっぱり知らんぷり。
 コノヤロ、と一触即発になりかけましたが、水族館にホノボノしに来たんだから、と何とか気を鎮めました。

 最近は、非常識なオトナが増えたもんです。まったく。
 ワカモノの方がよっぽどまともです。

 さて、そんなことはいいとして、入場料の掲示を見てビックリ。
 大人\2,800。ちと高すぎやしませんか・・・。

 我が愛しの多摩動物園は入場料600円です。
 動物園と水族館を比較するのは酷だとしても、八景島シーパラダイスは1900円。池袋のサンシャイン国際水族館は1800円。高かったイメージのある新江ノ島水族館でも2000円。
 だいたいそんな線が妥当なんでしょう。2800円はやっぱり高すぎる。

 何かいろいろ気に触るなぁと思いながらも、入場するとやっぱりホノボノできました。

 やっぱり2800円という値段の高さのためでしょうか。それ以上に「大雨」という最悪のコンディションのためでしょうか。人が少なくてとてもよかった。

 八景島も江ノ島も、なかなかいい水族館だと思うけれど、いつ行っても人だらけなのがイヤなんです。
 水族館にしても動物園にしても、ノンビリと展示の前で立ち止まっていられないようなところは、それだけでバツです。

 その点では、この日の鴨川は大満足。

 ここ鴨川シーワールドというのはショーが目玉のようで、ベルーガ・イルカ・シャチ・アシカそれぞれのショーを別個に開催するという力の入れよう。

 でもこの日は前述の通り、とてつもない大雨だったため、屋外のショーを観るという行為は、ほとんど苦行に近いものがありました。

 寒さにブルブルうち震えながら、健気に(と言うか寒さなんて気にもせず)演技を続ける動物たちの姿を見て感じたことは、「このショーを縮小して入場料をカットすりゃいいのに」ってことでした。
 4つのショーを維持するのに、かなりのコストを食っているでしょうしね。

 最近は動物園でも水族館でも、ただ観賞用に展示するだけではなく、動物たちの自然の姿を見せ、また生態系維持の大切さを啓発するといった機能を重視するようになっています。

 ここ鴨川でもその点を大切にしていることはとてもよくわかりました。
 一方で「ショー」というものは、それと相反する面があると思います。

 客寄せのためにショーが必要なのはわかるし、動物たちに親近感を感じるためにはショーがあってもいい(特に対こどもという点で考えると)とも思います。

 でも、やっぱり自然に近いイルカやシャチの姿を見せることを、より重視していいんじゃないかなぁと思いました。

 正直、イルカショーやらアシカショーって、もう食傷気味だし・・・。
 なんて言うのは、スレたオッサンの戯言かもしれないですけどね。

 と、苦言を呈するような形になってしまいましたが、これは鴨川だけの問題ではないですよね。
 客観的に考えて、鴨川はいい水族館だと思いました。

 大雨でさえなければなぁ・・・。
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