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マイペンライがモットーです
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 NHKで放送されている「プラネットアース」の映像の新鮮さに、私は毎回魅せられてしまっています。

 1月14日放送の第9集「ジャングル 緑の魔境」では、中南米・東南アジア・アフリカの熱帯雨林がテーマ。「どうしてこんな映像が撮れるんだ」って不思議に思うような須すごい映像のオンパレードでした。毎度ながら。

 そのなかで、ちょっと衝撃的なシーンがありました。

 中央アフリカのジャングルに住むチンパンジーの群れが、他の群れに戦いを挑み、捕まえた子供のチンパンジーを、あろうことか皆で分け合って食べていました・・・。

 要するに、共食い。
 魚類や昆虫なんかだったら珍しくも何ともないですが、霊長類の、それもヒトの次に知能の発達している高等動物であるチンパンジーが共食いをするとは。

 チンパンジーが子供を引き裂いて骨までしゃぶっている姿は、ヒトに近い動物であるだけに、かなりの衝撃的な姿でした。

 でも、調べてみると、案外共食いって多いようです。

 ライオンやサルの仲間では、群れを乗っ取った新ボスが、群れの子供たちをすべて食い殺すことが珍しくないそう。

 チンパンジーの場合も「習性」として認知されており、決してプラネットアースの映像も、突発的に起こった事故ではないようです。

 「種の保存のために、同種同士が殺しあうことは無い」と何となく思っていたけれど、そんなことはないんですね。
 遺伝子が共食い・子殺しを許さない、なんてことはないわけです。
 遺伝子ってのは、極めて利己的なのでしょう。
 種の保存よりも個の保存が優先されてしまう。

 2006年の年末から2007年の年初めにかけて、「身内を殺しバラバラにして捨てる」という信じがたい事件が連発したことを、連想してしまいました。
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