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~2005年 日本映画 テレビ録画にて観賞~
タイトルから、「ブルーハーツ」「バンド」「青春」といったキーワードを連想してしまいますが、実際そのまんまの作品でした。
タイトルから、「ブルーハーツ」「バンド」「青春」といったキーワードを連想してしまいますが、実際そのまんまの作品でした。
90年代に青春時代を送った私にとっては、ブルーハーツの音楽は思い出とガッチリ結びついています。なかでもやっぱり「リンダリンダ」は特別で、あの シャウトを耳にすると、つい体がウズいてしまう。
1976年生まれ、私と同世代の山下敦弘監督がその感覚を共有しているのだろうことは 容易に察しがつきます。
一方で、この作品の主人公たる現代の女子高生たちはどうなのか。「リンダリンダ」で血が騒ぐのか。
そ の点ちょっと疑問を感じてたのだけど、実際「リンダリンダ」は今の高校生たちのなかでも生きているらしいですね。
現代の「軽音楽部」の 女子高生たちが「文化祭」のライブで「ブルーハーツ」を演奏する、という設定が、なんだか新鮮なような懐かしいような、不思議な感覚でした。
一生懸命彼女たちがリンダリンダを練習しているのは、ほほえましいもんでした。
でも、ちょっと違和感があったのもたしか。
いったい、このヌルさは何なんだ。この気持ち悪さは何なんだ・・・という思いがずっとアタマを離れませんでした。
それは、ボーカリスト として韓国人留学生を持ってくるところにあざとさを感じたせいかもしれません。
リーダー格の恵の、短気でありながら優しさを併せ持つというキャ ラ設定(あるいは演技)にウソ臭さがプンプン漂っていたせいかもしれません。
他にもいろいろと突っ込みどころが満載で、ノリきれない映 画でしたが、そもそも30代の既婚の男が観て感情移入できるほうがおかしいのかもしれませんね。
ま、創っているのは同じ世代の男なんですけど。
1976年生まれ、私と同世代の山下敦弘監督がその感覚を共有しているのだろうことは 容易に察しがつきます。
一方で、この作品の主人公たる現代の女子高生たちはどうなのか。「リンダリンダ」で血が騒ぐのか。
そ の点ちょっと疑問を感じてたのだけど、実際「リンダリンダ」は今の高校生たちのなかでも生きているらしいですね。
現代の「軽音楽部」の 女子高生たちが「文化祭」のライブで「ブルーハーツ」を演奏する、という設定が、なんだか新鮮なような懐かしいような、不思議な感覚でした。
一生懸命彼女たちがリンダリンダを練習しているのは、ほほえましいもんでした。
でも、ちょっと違和感があったのもたしか。
いったい、このヌルさは何なんだ。この気持ち悪さは何なんだ・・・という思いがずっとアタマを離れませんでした。
それは、ボーカリスト として韓国人留学生を持ってくるところにあざとさを感じたせいかもしれません。
リーダー格の恵の、短気でありながら優しさを併せ持つというキャ ラ設定(あるいは演技)にウソ臭さがプンプン漂っていたせいかもしれません。
他にもいろいろと突っ込みどころが満載で、ノリきれない映 画でしたが、そもそも30代の既婚の男が観て感情移入できるほうがおかしいのかもしれませんね。
ま、創っているのは同じ世代の男なんですけど。
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