細木数子と植林

　細木数子大先生が、黄砂対策として中国・モンゴルで植林活動をしているそうな。

　以前オーストリアだかスイスだかで、うれしそうに一日で3億円（だったかな？）の買い物をしている大先生の番組を見てしまった私は、このカネの亡者が環境問題を語るだけで虫酸が走るような思いに囚われてしまいます。

　植林活動、大いにけっこうなことです。
　大先生いわく、私財を投げ打ち、今まで購入してきた衣服類もオークションで売り払い、基金を立ち上げるそうな。

　それが本当なら素晴らしいこと。
　老い先短い大先生が、「カネは墓まで持っていけない」とばかりに、「いいことをして名を残しておきたい」と名誉欲にかられての行動だったとしても、結果として大先生が私財を投げ打った植林活動が実を結ぶのなら、それはそれで素晴らしい。

　でも、このカネの亡者の言うことは、ことごとく信用ならない。
　「基金」と言いながら、体のいい資金集めをしているだけなんじゃ・・・なんて穿ちすぎかなぁ。