【テストマッチ】カメルーンvsポルトガル

ワールドカップ直前のテストマッチとして組まれたカメルーンvsポルトガル戦を観てみましたが、想像以上にカメルーンはボロクソでした。

数日前のこのテストマッチ。カメルーンがアフリカのチームお得意のお家騒動に揺れている報道がされたなかでの試合なので、きっとグズグズだろうとは思っていましたが、想像以上でした。

なんたってエトーが10分で退場。主審に抗議してイエロー、その直後にスパイクの裏見せて、もひとつイエロー。テストマッチでこんなに熱くなるなんて、そうとうイライラきてます。アホです。これじゃ「仮想・コートジボアール」としてこの試合を組んだであろうポルトガルが可愛そうってもんです。ドログバのいないコートジボアールのようになっちゃったわけですから。

後半、ウェボを投入してからのカメルーンは攻撃に凄みが生まれてはいました。エトーとウェボが好調を維持してきたら、日本のDF陣が止めることは相当困難かもしれません。

しかし一方で、個人個人の能力は高いはずなのに、チームとしての連携はまるでできていない状況でした。中盤を操っていたA・ソングもコンディションは悪い模様。右サイドバックのマンジェクは裏を再三突かれたくせに追いかけもしないクソっぷりで、仮にジェレミではなくマンジェクが日本戦に出てきた場合、カメルーンの右サイド、つまり日本の左サイドはポイントになりそうです。
そして、エトーの唯我独尊ぶりによる、チーム崩壊の危機。

日本は予選リーグで3戦連敗、との悲観的な声が大きい昨今ですが、この試合を見る限り、カメルーンは何とかなるんじゃないかとの思いを強くしました。